パチンコ依存症で作った借金を、彼女に内緒で返済していましたが・・・

パチンコ依存症で作った借金を、彼女に内緒で返済していましたが・・・

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社会人になりパチンコに夢中になってしまった私

はじめまして。現在の私は妻子持ち、30代後半の男性です。このホームページでは自分の過去の借金について書いていきたいと思っています。一度、借金地獄に落ち、そこから何とか立ち直った話ですので、現在、借金に苦しんでいる方の参考にもなると思います。

 

私が借金をしたのは、社会人1年目の時です。大学を卒業して社会人になったばかりの頃、初めての1人暮らし、会社では右も左も解らず、毎日相当なストレスが溜まってきた時、目に止まったのは「パチンコ」でした。初めはなんとなくフラ〜っと入ってしまいました。これが私の今後の人生を狂わせる事になるのです。

 

でも、その時はそんな事考えもしませんでした。いざ、機械にお金を入れて台を回す事1時間、ビギナーズ・ラックとでも言うんでしょうか、結構な配当額が私の元に入ってきたのです。

 

台を回すだけでお金が自分のもとに入る、ストレス解消となる

 

そんな気持ちを持ってしまいました。それからというもの、仕事帰りに毎日パチンコに行き、閉店時間になるまでずっと台を回し続けていました。仕事が休みの時には、遠くの大きなパチンコ屋に行き開店から閉店になるまで時を忘れてパチンコを行っていました。完全な「パチンコ依存症」になっていました。仕事をしていても、「今日はどの種類の台を使おうか?」そんな事ばかり考えていました。

パチンコにお金をつぎ込んでとうとう家賃を滞納

そんな生活をしていると、金銭感覚が狂ってしまいます。給料を全てパチンコにつぎ込んでしまった為、生活費が無くなってしまったのです。しかし、「きっといつか大金が入る」そんな事を考えながらパチンコをし続けていました。

 

まず、電気代等の光熱費の「滞納請求書」がポストに入るようになりました。水道が止まりそうになったこともありました。携帯電話代も支払えなくなりました。そんな時は、同僚や友人からお金を借りて生活費に当てていました。

 

初めは同僚や友人は貸してくれたのですが、これが何回も続いたため「いい加減にしろ!!」と怒られた事もありました。それでも、パチンコを辞めることが出来なかったのです。そんな中、「家賃滞納書」がポストに入っていました。

 

◯月◯日までに家賃を支払わないと強制退去をしてもらいます

 

という内容でした。実家は新幹線で2.3時間の距離なので、実家からは会社に通う事も出来ない、でも支払いが迫っている・・・滞納していた家賃の総額は25万、同僚達から借りた金額は計25万、それに携帯電話代が5万、計55万円の借金をしまっていました。

 

両親にはこんな事言えません。「パチンコが原因で借金をしてしまった」って事を。当時の給料は約20万円。一度に給料2ヶ月分以上のお金を支払うことは出来ません。なんせ貯金も無し、ボーナスも全てパチンコ代につぎ込んでしまっていた為、支払うお金はありません。もうすぐ、電気やガスも止まるかもしれない・・・。

 

「何て自分は愚かな事をしたんだろう。」自分がとても情けなく思いました。

 

ずるずると借金を続けてしまうのは理由があります。お金を借りると、それがまるで自分のお金のように思えてくるのです。そして自分がいくら借りているのか分からなくなります。そしてそういう現実から目を背けようとしてしまうのです。でも、何かがきっかけで目を覚まさないと人生が駄目になってしまいます。もしずるずると借金をしているなら、最近はネットでシミュレーションできますから、やってみるとよいのではないでしょうか。

 

家賃を払うためについに消費者金融のお世話になった私

借金返済の事を考えても何も思いつきません。自己破産も考えましたが会社にいる事が出来なくなるかもしれない、同僚や友人達に余計迷惑をかけてしまうかもしれない、そうなると自分はどうなるんだろう・・・そんな事を考えているとたまたま仕事の外回りで見かけた消費者金融の看板があった事を思いつきました。

 

もう、この消費者金融に行って頼むしか無い、そう思いました。でも、自分がこんな所に行くのは抵抗がありました。誰かに見られるかもしれない、返済計画はどうなんだろう、取り立ての人たちが来るかもしれない、でも自分にはこれしか無い・・・、そう考えながら消費者金融会社の扉を開けました。

 

社員の方に家賃滞納書と、携帯電話の滞納書を見せ、同僚達に借りた金額の総額の事を話しました。社員の方には「所得証明書と在勤証明書と給与明細書を持ってきてください」と言われ、会社で「在勤証明書」と「所得証明書」を発行してもらいました。会社では「何に使うんだ?」と言われましたが、「両親が欲しいと言われたので」と嘘を付き、発行してもらいました。

 

そして再度、消費者金融会社に立ち寄りました。社員の方々は意外にも親切でした。返済計画について教えてくれて、自分の給料に負担が無いように計画を立てることになりました。60万を消費者金融会社で借り、金利を含めて月々約2万円の返済。支払期間は約6年間。消費者金融に返済するのには時間がかかるけど、6年以内に返済をしたいと思いました。

消費者金融で借りたお金で家賃や友人へなんとか返済

そして私は、パチンコ依存症を治すため、パチンコを辞めようと決心しました。パチンコ屋の前を通る度に行きたくなってしまいましたが、借金の返済を考えると、パチンコどころではありません。我慢をしながらパチンコ屋の前を通り過ぎました。

 

まず、60万の内25万を同僚や友人たちに返済。「何で一度にこんなに返済できるんだ?」と言われましたが、消費者金融で借りたことなんて言えません。白い目で見られそうだったからです。同僚や友人達が離れてしまうかもしれない「久しぶりにパチンコで買ったから、返済に当てたんだよ。」と嘘を付いて言いました。

 

「もう、パチンコは辞めろよ。」と言われ、パチンコを辞めることを改めて決意しました。次に滞納していた家賃の返済、これは強制退去前に間に合いました。次には携帯電話の支払い。携帯電話のショップに行き、滞納分を支払いました。これでそれぞれの支払を終えました。

なんと消費者金融に借金があるのにパチンコをやめなかった私

しかし、誘惑は怖いものです。55万円を払い終えて、自分の手元に5万円残りました。これをそのまま返済に当てれば良かったのですが、魔が差してしまいました。「またパチンコをすれば、もっとお金が入るかもしれない」そう思ってしまったのです。

 

この思いはいつまでたっても止まらず、仕事が休みの日、外出した際にまたパチンコ屋に入ってしまいました。あっという間に5万円の大損。そう、1日で5万円使ってしまったのです。なんてことをしてしまったんだ・・・と思いましたが、「5万円を取り返そう」そう思ってしまい、また会社帰りにパチンコ屋に入り浸ってしまいました。

 

今までの生活に戻ってしまったのです。今回は同期や友人に頼れません。「パチンコを辞める」事を伝えたのだから。そうなるとまた生活費の滞納が起きてしまいます。今までの生活に戻ってしまいました。つい先日入ったボーナスにまでパチンコで消えてしまいました。

 

「いつか大金が入る」と思ってしまい、中々やめる事が出来ませんでした。今、振り返って思うと「パチンコ依存を治す会」に参加すれば良かったと思っていたのですが、その時はまたパチンコに休日を費やしていました。

 

職場では、同僚たちが「ボーナスで海外旅行に行ってきた。お前は何に使った?まさか、パチンコにまた費やしてないだろうな?」と言われ、心がズキッと来ましたが「両親にお金を渡したよ。今まで苦労かけたからね。」とまた嘘を付いてしまいました。もう、何回嘘を付いてきたのでしょう?

 

そして私は、このままじゃダメだと思いながらも、パチンコに足を運び続けたのでした。

 

そうなると、給料1ヶ月分くらいの金額の借金が出来てしまいました。また、消費者金融に足を運んで借金の返済の為にお金を借りてしまいました。消費者金融会社で借りたのは20万。返済期間が1年間延長されました。この20万円で1ヶ月過ごすことにし、生活費の滞納分を支払いました。

 

ずるずると借金を続けてしまうのは理由があります。お金を借りると、それがまるで自分のお金のように思えてくるのです。そして自分がいくら借りているのか分からなくなります。そしてそういう現実から目を背けようとしてしまうのです。でも、何かがきっかけで目を覚まさないと人生が駄目になってしまいます。もしずるずると借金をしているなら、最近はネットでシミュレーションできますから、やってみるとよいのではないでしょうか。

 

彼女が出来ましたが借金のことは内緒にしていました

そんな時、彼女が出来ました。

 

職場の後輩です。この彼女が今の私の妻となる人でした。彼女に「パチンコで借金している」なんて言えません。彼女はパチンコなどのギャンブルが大嫌いだったのです。

 

彼女が出来てからは、彼女のデートのためにお金を費やしました。パチンコには自然に足が遠のきました。時々、パチンコに行きたい時がありましたが、彼女と一緒にいると安心するし、自分の癒やしとなってくれました。

 

今では妻のおかげで借金が返せたと思っていますが、その時はまだパチンコで借金をしていて消費者金融会社に返済をしているなんて言えず、内緒にしていました。

 

もちろん、借金の返済は欠かさず毎月行っていました。半年に1回消費者金融会社からハガキが届きました。「貴方の返済金額はあと○○円です」という内容です。あとこれだけ返せば返済が終わる。ハガキが届く度に返済金額が減っていくのは嬉しかったです。

消費者金融のハガキで彼女に借金がばれて大変なことに

ところが、悲劇が起きました。彼女を家に入れた時、「これ何?」と彼女が手に持っていたのは消費者金融会社からのハガキでした。「何でも無いよ。」と言いながらこのハガキを彼女からもらおうとしたのですが、彼女はハガキの内容を知ってしまっていたらしく、「借金しているの?何でもっと早く言ってくれなかったの?」と怒っていました。

 

そりゃあ、そうです。自分の彼氏が借金をしているなんて今まで知らなかったのだから。「ごめん。でも君を失いたくないんだ。これからもしっかり返済をしていく。この事は誰にも言わないで。オレ、ちゃんと返済するから、信じてくれるか?」と涙目の彼女にそう伝えました。

 

彼女は「別れようと思ったけど、ちゃんと返済してくれるなら許す。でも毎回ハガキが来た時は、私に見せること。一度でも返済が滞ったら、別れるから。」と誓約書を書き、彼女と約束をしました。「ちなみに、借金の返済の理由は?」彼女に言われ、私は正直に話しました。

 

「もう、パチンコには行かないで。今後一度でもパチンコに行ったら、もう貴方を信じることが出来ない。」と言われました。これも誓約書に追加されました。誓約書を書き、印鑑を押して彼女にコピーをを渡し、「もう、借金をしない。二度とパチンコには行かない。」と書いた誓約書を持ち彼女は家を後にしました。

彼女に支えられて借金返済を成し遂げました

それからというもの、彼女には必ず半年ごとにハガキを見せ、毎日家計簿を付けるようにしました。それを彼女が毎回チェック。「今月もパチンコに行ってないね?」と何回も聞いてきました。何回も聞いてくるので正直イラッとしましたが、自分の撒いた種です。彼女との約束に従いました。

 

それが何年も続き、彼女から「もうすぐ返済が終わるね。今度のボーナスで全部支払いをして。それから貯金をして。」と言われ、自分の為、彼女の為にもボーナスで返済金を全額支払う事にしました。これで借金が終わりました。そして完済証明書が自宅に届きました。

 

支払いを終えた時、彼女が「これからも、すっと貴方といたいから結婚資金を貯めよう。」と遠回しに逆プロポーズをしてくれました。もう10年位彼女と付き合っているし、そろそろ、自分も身を固めないといけないなと思い、貯金をする事に専念しました。彼女はそれを応援してくれ、私の家に来た時には毎回ご飯を作ってくれ、昼食時には彼女の手作り弁当を貰い、不規則になりやすい私の食生活を直してくれました。

返済後に過払い金が戻ってきたので結婚資金にしました

この話には後日談があります、彼女が「消費者金融会社から過払い金が戻ってくるかもしれないよ。」という事を教えてくれました。何でも、弁護士事務所に聞くとその対応をしてくれるらしいのです。早速、消費者金融会社から届いた「完済証明書」を持って弁護士事務所に行きました。弁護士さんが「この金額だと56万円戻ってきますね。」と言われ、私と彼女は喜んでしまいました。弁護士代を支払っても、まだ少し残ります。弁護士さんに感謝しました。

 

過払い金が私の手元に入りました。これも結婚資金の為に貯金しました。ある程度貯金を貯めてから、彼女に正式にプロポーズをしました。私の借金のせいで彼女に迷惑をかけてしまいました。付き合い始めてから10年が経とうとしました。それでも、彼女は待っていてくれたのです。私を信じてくれたのです。妻と結婚をし、間もなく妻は妊娠しました。10ヶ月後、可愛い男の子が誕生しました。それから2年後、可愛い女の子が誕生しました。

 

今では2人の子持ちとなっています。妻は育児を頑張ってくれて、今では同じ会社でパートとして働いています。時々妻と喧嘩をするのですが、妻はあの「誓約書」をまだ持っていて、それをちらつかせながら私に迫ります。完全に私は妻の尻に敷かれています。

 

あの時妻と別れていたら、私はまた消費者金融会社に行き借金を重ねていたと思います。もしかしたら自己破産していたのではないか、そう思うと妻には感謝しきれません。こんなクズ男を旦那にしてくれたのだから。妻は本当に自分の人生を変えてくれました。今では、パチンコには興味ありません。だって、可愛い2人の子供と素敵な妻がいるのですから。

 

でもお願いですから、あの「誓約書」、そろそろ捨ててくれませんか?(汗)